大人の肌をきれいに見せるベースメイク|厚塗りにならないためのポイント
「シミやくすみを隠そうとすると、ファンデーションが厚くなる」
「昔と同じように塗っているのに、なんとなくきれいに見えない」
「カバーしたいところはあるけれど、厚塗りにはしたくない」
40代・50代になると、ベースメイクにこんな悩みを感じることがあります。
気になる部分をしっかり隠したくなる一方で、ファンデーションを重ねすぎると、かえって重たく見えたり、時間がたったときに崩れが目立ったりすることもあります。
大人のベースメイクで大切なのは、すべてを隠そうとすることではありません。
肌全体は薄く整え、気になるところだけ必要な分をカバーすること。
それだけでも、仕上がりはぐっと自然になります。
今回は、厚塗りになりにくく、大人の肌をきれいに見せるためのベースメイクのポイントを紹介します。
大人のベースメイクは「隠す」より「整える」
ベースメイクをするとき、
シミ。
くすみ。
毛穴。
赤み。
クマ。
気になるところを一つずつ隠していくと、どうしても重ねる量が増えやすくなります。
けれど、肌全体を均一に完璧に見せる必要はありません。
まず意識したいのは、
肌の色むらを整えて、全体をきれいに見せること。
そのうえで、必要なところだけコンシーラーやファンデーションを少量重ねると、厚塗りになりにくくなります。
「全部隠す」よりも、
全体を整えて、気になるところだけ補う。
この考え方に変えると、ベースメイクがぐっと軽くなります。
厚塗りになりやすいのはなぜ?
ファンデーションだけですべて隠そうとする
シミやクマ、赤みまでファンデーションだけで隠そうとすると、どうしても量が増えます。
ファンデーションは肌全体を整えるもの。
部分的な悩みはコンシーラーなどで補うもの。
と分けて考えると、厚くなりにくくなります。
最初から量を取りすぎる
ベースメイクは、あとから少しずつ足すことはできます。
でも、一度たくさん塗ってしまうと、薄く戻すのは意外と大変です。
最初は少なめに取り、
「もう少し必要かな」
と思うところだけ足すくらいがちょうどよいでしょう。
気になる部分に何度も重ねる
一度塗っても隠れないと、同じ場所にファンデーションを何度も重ねたくなります。
けれど、重ねるほどその部分だけ厚くなり、かえって目立つことがあります。
気になる部分は、ファンデーションを重ね続けるよりも、コンシーラーなどを使って部分的にカバーするほうが自然に仕上がりやすくなります。
ベースメイクの前に、スキンケアを整える
ベースメイクをきれいに仕上げるためには、その前のスキンケアも大切です。
肌が乾燥していると、ファンデーションが均一になじみにくく、粉っぽく見えたり、時間がたつと乾燥が目立ったりすることがあります。
反対に、スキンケア直後に油分が多く残っていると、ファンデーションがよれやすくなることもあります。
朝のスキンケアでは、
肌に必要なうるおいを与えながら、ベタつきすぎない状態に整える
ことを意識しましょう。
乳液やクリームを使ったあと、肌になじむまで少し時間を置いてからベースメイクを始める方法もあります。
化粧下地は必要?
化粧下地は、ファンデーションの前に使うアイテムです。
商品によって、
- 肌の色むらを整える
- 毛穴を目立ちにくく見せる
- ツヤを与える
- 皮脂による崩れを抑える
- 乾燥を防ぐ
- 紫外線対策をする
など、さまざまな特徴があります。
ただし、必ずすべての人が下地を使わなければならないわけではありません。
日焼け止めと下地の機能が一つになった商品もあれば、ファンデーション自体に下地が不要とされているものもあります。
大切なのは、自分が使うファンデーションとの組み合わせや、仕上げたい肌に合っているかです。
「下地は絶対に必要」と考えるより、目的に合わせて選びましょう。
厚塗りになりにくいファンデーションの塗り方
1.最初は少量から
ファンデーションは、一度にたくさん使わず、まず少量から始めましょう。
顔全体に均一に厚く塗るより、
必要なところに少しずつ広げる
ほうが自然に仕上がります。
足りない場合だけ、あとから少量を足します。
2.顔の中心から外側へ薄くする
頬の中心など、きれいに見せたい部分には少し丁寧に。
フェイスラインに近づくにつれて薄くする。
このように濃淡をつけると、顔全体に同じ量を塗るより自然な仕上がりになります。
フェイスラインまで厚く塗ると、顔と首の境目が目立ちやすくなることもあります。
外側ほど薄くすることを意識しましょう。
3.目元や口元は薄めに
目元や口元はよく動く部分です。
厚く塗ると、時間がたったときにシワに入り込んだり、よれたりしやすくなります。
最初からたくさん塗るのではなく、スポンジなどに残った少量をなじませるくらいでも十分な場合があります。
「隠したい」と思う部分ほど、厚く塗りすぎないことがポイントです。
シミやクマはコンシーラーで部分的に
気になるシミやクマがあると、顔全体のファンデーションを厚くしたくなることがあります。
そんなときは、コンシーラーを部分的に使う方法があります。
たとえば、
肌全体
→ 薄くファンデーション。
シミやクマ
→ 必要なところだけコンシーラー。
というように役割を分けます。
顔全体を厚くするより、狭い範囲だけカバーするほうが自然に見えやすくなります。
コンシーラーも、一度にたくさん塗るのではなく、少量ずつ重ねましょう。
「ツヤを出せば若く見える」とは限らない
大人向けのベースメイクでは、「ツヤ肌がおすすめ」といわれることもあります。
たしかに、適度なツヤは肌を明るく、いきいきと見せてくれます。
ただし、ツヤが強すぎると、毛穴や肌の凹凸が目立って見える場合もあります。
反対に、マットすぎる仕上がりは、乾燥して見えることがあります。
大切なのは、
ツヤかマットか、どちらか一方が正解ということではありません。
肌質や好み、メイクする場面に合わせて、自分がきれいに見える仕上がりを選びましょう。
フェイスパウダーは必要なところだけでもいい
ファンデーションのあとに使うフェイスパウダーは、ベタつきを抑えたり、メイクを崩れにくくしたりするために使います。
ただし、顔全体にたっぷりのせる必要はありません。
乾燥しやすい人なら、
- Tゾーン
- 小鼻まわり
- 前髪が触れる部分
など、崩れやすいところだけに使う方法もあります。
頬など乾燥しやすい部分は少なめにするなど、場所によって量を変えてみましょう。
ベースメイクは「肌質」に合わせて選ぶ
同じ40代・50代でも、肌質は人それぞれです。
乾燥しやすい人。
皮脂が気になる人。
混合肌の人。
刺激を感じやすい人。
そのため、
「40代にはこのファンデーション」
「50代ならツヤタイプ」
と年齢だけで決める必要はありません。
乾燥しやすいなら保湿感のあるもの。
ベタつきやすいなら軽めの使用感。
自然に仕上げたいなら薄づきタイプ。
しっかりカバーしたいなら、部分使いも含めて調整する。
というように、自分の肌質と好みに合わせて選ぶことが大切です。
カバー力が高いほどいいとは限らない
ファンデーションを選ぶとき、
「カバー力が高いもののほうが安心」
と思うこともあります。
でも、カバー力が高いことと、自分にとって使いやすいことは同じではありません。
薄づきのファンデーションで肌全体を整え、必要なところだけコンシーラーを使うほうがきれいに仕上がる人もいます。
反対に、一つのファンデーションである程度カバーできたほうが使いやすい人もいます。
大切なのは、自分がどんな仕上がりを求めているかです。
メイク直しも「重ねる」より「整える」
時間がたってメイクが崩れてくると、その上からファンデーションを重ねたくなります。
でも、皮脂や汗、よれたファンデーションの上にそのまま重ねると、厚く見えやすくなります。
まずはティッシュなどで余分な皮脂を軽く押さえ、崩れた部分を整えてから、必要なところだけ少量を足しましょう。
メイク直しでも、
全体に重ねるのではなく、必要なところだけ補う
ことを意識すると自然に仕上がります。
大人のベースメイクで大切にしたいこと
大人のベースメイクは、
シミを完全に消す。
毛穴をすべて隠す。
肌を若く見せる。
ことだけが目的ではありません。
少し色むらがあっても。
薄いシミが見えていても。
肌全体が自然に整っていれば、きれいに見えることはあります。
「隠さなければ」と思うほど、メイクは重たくなりがちです。
自分の肌を生かしながら、気になるところを少しだけ整える。
そんなベースメイクも、大人の肌にはよく似合います。
まとめ
大人の肌をきれいに見せるために、ファンデーションをたくさん重ねる必要はありません。
厚塗りを避けるためには、
- ベースメイク前の保湿を整える
- ファンデーションは少量から使う
- 顔の外側ほど薄くする
- 目元や口元は厚くしすぎない
- シミやクマは部分的にカバーする
- パウダーも必要なところだけ使う
- メイク直しでは重ねる前に崩れを整える
といったことを意識してみましょう。
すべてを完璧に隠そうとせず、肌全体を自然に整えること。
そして、気になるところだけ必要な分を補うこと。
今の肌を隠すのではなく、今の肌をきれいに見せる。
そんなベースメイクなら、無理なく毎日のメイクを楽しめるのではないでしょうか。
