ペットの見守りカメラは必要?できることと選び方をわかりやすく解説
「留守番中、ちゃんと寝ているかな」
「ごはんや水は大丈夫かな」
「外出先から少し様子を見られたら安心なのに」
犬や猫と暮らしていると、家を空けている間の様子が気になることがあります。
そんなときに役立つのが、ペットの見守りカメラです。
スマートフォンから室内の様子を確認できるほか、商品によっては音声で呼びかけたり、動きを検知したり、録画したりできるものもあります。
ただし、見守りカメラはすべての家庭に必要なものではありません。
大切なのは、自分が何を確認したいのか、どんな使い方をしたいのかを考えて選ぶことです。
今回は、ペット用見守りカメラでできることや、選ぶときに確認したいポイントをわかりやすく紹介します。
ペットの見守りカメラとは?
ペットの見守りカメラとは、自宅に設置して、外出先などから犬や猫の様子を確認できるカメラです。
多くはWi-Fiに接続し、専用アプリを使ってスマートフォンから映像を確認します。
商品によっては、
- リアルタイムで映像を見る
- 動きを検知する
- 音を検知する
- 録画する
- 夜間でも映像を確認する
- 音声で呼びかける
- カメラの向きを遠隔操作する
などの機能があります。
ペット専用として販売されているものもあれば、一般的な室内用ネットワークカメラをペットの見守りに使う方法もあります。
見守りカメラでできること
留守番中の様子を確認できる
見守りカメラの基本的な機能は、外出先から自宅の様子を確認できることです。
たとえば、
お気に入りの場所で寝ている。
部屋を歩いている。
ごはんを食べている。
いつもと違う場所にいる。
といった様子を見ることができます。
「今どうしているかな」
と思ったときに確認できるだけでも、外出中の気持ちが少しラクになる人もいるでしょう。
普段見られない行動がわかる
飼い主が家にいるときと、留守番中では行動が違うことがあります。
外出するとすぐ寝る。
玄関の近くで待っている。
窓の外を見ている。
部屋の中を行き来している。
など、普段は気づかなかった過ごし方がわかることもあります。
留守番中の様子を知ることで、
「この場所でよく寝るからベッドを置こう」
「この時間になると動き始める」
など、生活環境を考える参考になる場合もあります。
動きや音を検知して知らせる
見守りカメラの中には、動きや音を検知するとスマートフォンへ通知する機能を備えたものがあります。
ずっと映像を見続けなくても、
動きがあったとき。
大きな音がしたとき。
などに確認できます。
ただし、通知が多すぎるとかえって負担になることもあります。
通知する時間帯や感度を調整できるか確認しておくと使いやすいでしょう。
夜間でも確認できる
赤外線などを使って、暗い部屋でも映像を確認できるナイトビジョン機能を備えたカメラもあります。
夜間の留守番。
寝室での様子。
早朝の行動。
などを確認したい場合に便利です。
夜に使う予定があるなら、暗所でどの程度映るのかもチェックしてみましょう。
外出先から声をかけられる
マイクとスピーカーを搭載し、スマートフォンからペットへ声をかけられる機種もあります。
帰宅が少し遅くなったときなどに、声を届けられるのは便利な機能です。
ただし、飼い主の声だけ聞こえて姿が見えないことで、ペットが戸惑う場合もあります。
実際に使って反応を見ながら、向いているか判断しましょう。
録画してあとから確認できる
録画機能があれば、リアルタイムで見られなかった時間の様子もあとから確認できます。
たとえば、
留守番中にどのくらい寝ていたか。
どこで過ごしていたか。
気になる行動がいつ起きたか。
などを確認することができます。
録画方法は、
SDカード。
クラウド保存。
本体保存。
など、商品によって異なります。
クラウド保存の場合は月額料金が必要になることもあるので、購入前に確認しておきましょう。
ペット用見守りカメラは必要?
見守りカメラは便利ですが、必ず用意しなければならないものではありません。
たとえば、
留守番時間が短い。
家族の誰かが家にいることが多い。
ペットが留守番に慣れている。
といった家庭では、必要性をあまり感じないこともあります。
一方で、
外出時間が長い日がある。
留守番中の様子が気になる。
高齢の犬や猫と暮らしている。
体調面で気になることがある。
新しく迎えたばかり。
留守番に慣れているか確認したい。
という場合には、役立つことがあります。
「みんな使っているから」ではなく、自分の家庭で確認したいことがあるかどうかを基準に考えてみましょう。
こんな人には見守りカメラが向いている
留守番中の様子が気になる人
外出するたびに、
「ちゃんと過ごしているかな」
と気になってしまう人には、映像で確認できることが安心につながる場合があります。
ただし、何度も確認することで逆に気になりすぎることもあります。
必要なときだけ見るなど、自分が負担にならない使い方を考えましょう。
留守番に慣れているか確認したい人
犬や猫を新しく迎えたとき。
引っ越したとき。
生活環境が変わったとき。
などは、留守番中の様子が気になるものです。
カメラがあれば、
落ち着いている。
長時間鳴いている。
部屋の中を歩き回っている。
などを確認できます。
高齢の犬や猫と暮らしている人
年齢を重ねた犬や猫では、
起き上がれるか。
いつもどおり動いているか。
落ち着いて過ごしているか。
などを確認したいこともあります。
もちろん、カメラだけで健康状態を判断することはできません。
あくまで日常の様子を見るための補助として使いましょう。
見守りカメラを選ぶ7つのポイント
1.画質
映像を確認するなら、まず見ておきたいのが画質です。
高画質なほど細かな様子まで確認しやすくなります。
ただし、必ずしも最高画質が必要とは限りません。
部屋全体を確認できればよいのか。
表情まで確認したいのか。
によって必要な画質は変わります。
また、高画質になるほど通信量や保存容量が増える場合があります。
自分の使い方に合うバランスを考えましょう。
2.カメラが映せる範囲
固定された一方向だけを映すタイプもあれば、スマートフォンからカメラの向きを左右・上下に動かせるタイプもあります。
犬や猫が部屋の中を自由に動く場合は、広い範囲を確認できるほうが便利です。
確認したい場所が決まっているなら、固定タイプでも十分なことがあります。
設置予定の場所から、
どのくらいの範囲が映るか。
死角ができないか。
を考えて選びましょう。
3.夜間撮影
夜や薄暗い部屋でも確認したい場合は、ナイトビジョン機能があるか確認しましょう。
特に、
夜まで留守にすることがある。
寝室の様子も確認したい。
という場合には便利です。
商品によって夜間映像の見え方は異なるので、仕様や使用例を確認しておきましょう。
4.通知機能
動体検知や音声検知があると、変化があったときに通知を受け取れます。
ただし、
ペットが少し動いただけ。
カーテンが揺れただけ。
外から音が聞こえただけ。
でも通知されることがあります。
感度を調整できるか。
通知する時間帯を指定できるか。
ペットの動きを判別できるか。
などを確認すると、使いやすさが変わります。
5.録画方法と料金
録画を利用したいなら、
SDカードに保存するのか。
クラウドへ保存するのか。
無料で使える範囲はどこまでか。
月額料金はいくらか。
を確認しましょう。
本体価格が安くても、クラウドサービスを使い続けると継続的に費用がかかる場合があります。
購入価格だけでなく、使い続けるための費用も含めて比較することが大切です。
6.音声機能
双方向通話に対応したカメラなら、外出先から声をかけられます。
商品によっては、自宅側の音も聞くことができます。
鳴き声。
物音。
生活音。
なども確認したい人には便利です。
一方で、音声機能をほとんど使わない人もいます。
本当に必要な機能かを考えて選びましょう。
7.アプリの使いやすさ
見守りカメラは、スマートフォンのアプリから操作するものが多いため、アプリの使いやすさも重要です。
映像を開きやすい。
通知設定がわかりやすい。
録画を確認しやすい。
家族で共有しやすい。
など、日常的に使いやすいものを選びましょう。
高機能でも操作が複雑だと、次第に使わなくなることがあります。
おやつ機能付きのカメラもある
ペット用見守りカメラの中には、外出先から操作しておやつを出せるタイプもあります。
留守番中の楽しみとして使ったり、カメラの前へ来てもらうきっかけにしたりできます。
ただし、
おやつの量が増えすぎないか。
使えるサイズや種類が限られていないか。
詰まりにくくないか。
なども確認しましょう。
便利な機能ではありますが、必須ではありません。
おやつ機能を使わないなら、シンプルなカメラでも十分です。
カメラはどこに置く?
見守りカメラは、設置場所によって使いやすさが大きく変わります。
たとえば、
ペットがよく過ごす場所。
寝床。
リビング。
ケージの周辺。
ごはんや水の近く。
などが候補になります。
ただし、
ペットが倒せる場所。
コードを噛める場所。
直接触れられる場所。
は避けましょう。
また、窓を正面にすると逆光で見えにくくなることもあります。
実際に映像を確認しながら、見やすい位置を探してみましょう。
一台で足りるとは限らない
犬や猫が複数の部屋を行き来する場合、一台では確認できない場所が多くなることがあります。
一方で、普段ほとんど一つの部屋で過ごしているなら、一台でも十分でしょう。
最初から何台も購入せず、まず一台使ってみて、
「ここも確認したい」
と思ったときに追加する方法でもかまいません。
セキュリティも確認しておきたい
インターネットにつながるカメラだからこそ、セキュリティにも気を配りたいところです。
購入後は、
初期パスワードのまま使わない。
推測されにくいパスワードを設定する。
アプリや本体のソフトウェアを更新する。
必要なセキュリティ設定を有効にする。
など、メーカーが案内している設定を確認しましょう。
また、知らないメーカーの商品を価格だけで選ぶのではなく、サポートや更新が継続されているかも比較材料の一つにすると安心です。
家族がいる場合はプライバシーにも配慮する
見守りカメラは、ペットだけでなく室内にいる人も映ります。
家族。
来客。
家事代行スタッフ。
ペットシッター。
などが映る可能性があります。
家族と暮らしている場合は、
どこを映すのか。
いつカメラを使うのか。
録画するのか。
を共有しておきましょう。
ペットを見守るためのカメラでも、家の中を撮影する機器であることは意識しておきたいところです。
見守りカメラがあっても長時間の留守番が安心になるわけではない
カメラで映像を見ることができても、
水をこぼした。
体調が急に悪くなった。
何かに引っかかった。
室温に問題がある。
といったことが起こったときに、カメラそのものが対応してくれるわけではありません。
見守りカメラは、あくまで様子を確認するための道具です。
長時間家を空ける場合は、
家族。
ペットシッター。
ペットホテル。
など、必要に応じて別の方法も考えましょう。
見すぎて疲れない使い方も大切
見守りカメラを導入すると、いつでも確認できるからこそ、何度もアプリを開いてしまうことがあります。
少し動いただけで気になる。
寝ていると「大丈夫かな」と思う。
通知が来るたびに確認する。
という状態になると、便利なはずのカメラが負担になることもあります。
必要な時間だけ確認する。
通知を調整する。
外出中に一度だけ見る。
など、自分が安心できる範囲で使いましょう。
見守りカメラは「安心を補うもの」と考える
見守りカメラがあることで、
外出先から様子を確認できる。
普段知らなかった行動がわかる。
気になる変化に気づくきっかけになる。
など、便利なことはたくさんあります。
一方で、カメラだけですべてを見守れるわけではありません。
自動給餌器。
室温管理。
家族の協力。
ペットシッター。
などと組み合わせることで、より安心して留守番環境を整えられる場合もあります。
カメラ一台で安心を完成させるのではなく、暮らしを助ける道具の一つとして考えることが大切です。
まとめ
ペット用見守りカメラでは、
- 外出先から犬や猫の様子を見る
- 動きや音を検知する
- 暗い部屋でも確認する
- 録画をあとから見る
- 音声で呼びかける
といったことができます。
選ぶときは、
- 画質
- 映せる範囲
- 夜間撮影
- 通知機能
- 録画方法と料金
- 音声機能
- アプリの使いやすさ
などを確認しましょう。
高機能なカメラほどよいとは限りません。
留守番中の様子を確認したい。
高齢の犬や猫を見守りたい。
新しい環境に慣れているか知りたい。
など、自分が見守りカメラを使いたい理由から必要な機能を選ぶことが大切です。
見守りカメラは、ペットとの暮らしに必ず必要なものではありません。
でも、外出中の様子を確認できることで安心につながるなら、便利な選択肢の一つになります。
ペットの性格や暮らし方、自分の生活スタイルに合わせて、無理なく使える一台を選んでみましょう。
