40代・50代の基礎化粧品の選び方|化粧水・乳液・クリームはどう選ぶ?
「今まで使っていた化粧品が、なんとなく物足りなくなってきた」
「乳液とクリームは両方使ったほうがいい?」
「そろそろ年代に合った基礎化粧品に変えるべき?」
40代・50代になると、肌の変化をきっかけに、毎日のスキンケアを見直したくなることがあります。
でも、年齢に合わせて化粧品をすべて入れ替えたり、アイテムを増やしたりする必要があるとは限りません。
大切なのは、化粧水・乳液・クリームそれぞれの役割を知ったうえで、今の自分の肌に必要なものを選ぶことです。
今回は、基礎化粧品の基本的な違いと、40代・50代から選ぶときに意識したいポイントを紹介します。
基礎化粧品とは?
基礎化粧品とは、肌を清潔にしたり、うるおいを与えたり、肌を整えたりするために使うスキンケア用品のことです。
代表的なものには、
- 化粧水
- 美容液
- 乳液
- クリーム
- 洗顔料
- クレンジング
などがあります。
なかでも、毎日の保湿ケアでよく使われるのが、化粧水・乳液・クリームです。
ただし、
「化粧水→乳液→クリームを全部使わなければならない」
という決まりがあるわけではありません。
肌質や季節、生活環境、使っている商品の特徴によって、必要なアイテムは変わります。
まずは、それぞれがどんな役割を持っているのかを知っておきましょう。
化粧水・乳液・クリームは何が違う?
化粧水|肌に水分を与えて整える
化粧水は、洗顔後の肌に水分を与え、肌を整えるために使うアイテムです。
さっぱりしたものから、とろみのあるしっとりタイプまで、使用感もさまざまです。
化粧水をつけたあとに乾燥を感じない人もいれば、それだけでは物足りない人もいます。
乾燥が気になる場合は、乳液やクリームなどを組み合わせて、うるおいを保ちやすくしてみましょう。
乳液|水分と油分を補う
乳液は、水分と油分を含み、肌をやわらかく保ちながらうるおいを補うアイテムです。
一般的にはクリームより軽めの使用感のものが多く、
「こってりしたクリームは苦手」
「ベタつくスキンケアは避けたい」
という人にも取り入れやすいでしょう。
化粧水と乳液で乾燥を感じないのであれば、その組み合わせで十分な場合もあります。
クリーム|うるおいを保ちやすくする
クリームは、乳液より油分が多く、しっとりとした使用感のものが多いアイテムです。
乳液だけでは乾燥を感じるときや、頬や口元など部分的なカサつきが気になるときに取り入れやすいでしょう。
ただし、クリームも必ず使わなければならないものではありません。
季節や肌の状態によって、必要なときだけ取り入れるという使い方もできます。
乳液とクリームは両方必要?
乳液とクリームは、必ず両方使う必要はありません。
たとえば、
化粧水+乳液で乾燥を感じない
→ そのまま続ける。
乳液では少し物足りない
→ クリームを追加する、または乳液からクリームへ変える。
夏は乳液で十分だけれど、冬は乾燥する
→ 季節によってクリームを取り入れる。
というように調整できます。
スキンケアは、使うアイテムの数よりも、今の肌にとって心地よい状態を保てているかを基準に考えることが大切です。
40代・50代は「乾燥していないか」を確認する
40代・50代になると、以前より乾燥を感じるようになる人もいます。
たとえば、
- 洗顔後につっぱる
- 午後になると頬や口元が乾燥する
- 季節によってカサつきやすい
- 今まで使っていた乳液では物足りなくなった
といった変化です。
そんなときは、「年齢に合う化粧品に変えなければ」と考えるよりも、まず今の保湿方法が自分の肌に合っているかを見直してみましょう。
乳液をもう少ししっとりしたタイプに変える。
乾燥しやすい部分だけクリームを重ねる。
夜だけクリームを取り入れる。
そんな小さな調整でも十分です。
基礎化粧品を選ぶ5つのポイント
1.今の肌の状態に合っているか
最初に確認したいのは、年齢ではなく今の肌の状態です。
同じ40代・50代でも、
乾燥しやすい人。
ベタつきが気になる人。
刺激を感じやすい人。
季節によって肌の状態が変わる人。
さまざまです。
「50代だからしっとりタイプ」
「40代だからエイジングケア用」
と決めるのではなく、今の肌が何を必要としているかを基準に選びましょう。
2.保湿力と使用感のバランスを見る
しっとりした化粧品が好きな人もいれば、軽い使用感が好きな人もいます。
いくら保湿感があっても、ベタつきが気になって使わなくなってしまうようでは続きません。
反対に、軽い使用感を優先した結果、乾燥を感じるのであれば、もう少し保湿感のあるものが合っているかもしれません。
肌に合うことと、気持ちよく使えること。
その両方を考えて選ぶと、毎日のスキンケアを続けやすくなります。
3.成分は「選ぶための参考」にする
化粧品を見ると、
セラミド
ヒアルロン酸
グリセリン
など、さまざまな成分名が書かれています。
乾燥が気になるときは、保湿を目的とした成分が配合されているかを確認するのも一つの方法です。
ただし、
「この成分が入っていれば必ず自分に合う」
というわけではありません。
成分だけで決めるのではなく、実際に使ったときの感触や肌の状態も含めて判断しましょう。
4.刺激や違和感がないか確認する
新しい基礎化粧品を使うときは、使用後の肌の様子も確認しましょう。
使ったあとに赤みやかゆみ、痛み、腫れなどが出た場合は、無理に使い続けず使用を中止します。
症状が強い場合や、使用をやめても改善しない場合は、皮膚科などの医療機関へ相談しましょう。
「評判がいいから」
「せっかく買ったから」
と無理に使い続けず、自分の肌に違和感なく使えることも大切な選び方の一つです。
5.無理なく続けられる価格か
基礎化粧品は、一度使って終わるものではありません。
そのため、
「使い切ったあとも無理なく買い続けられるか」
という視点も大切です。
高価格帯の商品だからといって、自分の肌に必ず合うとは限りません。
反対に、手頃な価格の商品でも、使用感や肌との相性がよければ、自分にとって使いやすい基礎化粧品になります。
価格だけでなく、
- 肌との相性
- 使用感
- 成分
- 容器の使いやすさ
- 続けやすさ
なども含めて選びましょう。
毎日使うものだからこそ、肌にも暮らしにも無理なく取り入れられるものが続けやすくなります。
「40代用」「50代用」と書いてあるものを選ぶべき?
化粧品には、
「40代からのスキンケア」
「50代の肌へ」
といった年代を意識した商品もあります。
こうした表示は、商品を探すときの一つの目安になります。
ただし、同じ年代でも肌質や気になることは人それぞれです。
年代だけを見るのではなく、
- 乾燥が気になる
- ハリ不足が気になる
- シミ・そばかすを防ぐケアを取り入れたい
- 刺激の少ないものを選びたい
- シンプルなお手入れにしたい
など、自分が基礎化粧品に何を求めているのかを考えてみましょう。
「40代・50代向け」という表示は参考にしながらも、それだけに縛られなくて大丈夫です。
ライン使いしたほうがいい?
化粧水・乳液・クリームを同じブランドやシリーズでそろえる「ライン使い」もあります。
シリーズとして使用感や目的がそろっていることが多いため、
「何を組み合わせればいいかわからない」
という人には選びやすい方法です。
一方で、必ず同じシリーズでそろえる必要はありません。
化粧水はA社。
乳液はB社。
クリームはC社。
という使い方でも、それぞれ自分の肌に合っていれば問題ありません。
ライン使いするかどうかよりも、一つひとつを心地よく使えているかを大切にしましょう。
一度に全部変えなくてもいい
スキンケアを見直そうと思うと、化粧水・乳液・クリームをまとめて買い替えたくなることもあります。
けれど、今使っているものに特に問題がないのであれば、全部を変える必要はありません。
たとえば、
「化粧水には不満はないけれど、最近乾燥する」
なら、乳液やクリームを見直してみる。
「夜だけ乾燥が気になる」
なら、夜のスキンケアにクリームを加えてみる。
というように、気になるところから少しずつ調整することもできます。
新しい化粧品を一度にいくつも使い始めるより、一つずつ試したほうが、自分の肌との相性も確認しやすくなります。
朝と夜で使い分けてもいい
基礎化粧品は、朝と夜でまったく同じものを使わなければならないわけではありません。
たとえば、
朝はメイクをするので軽めの乳液。
夜は乾燥が気になるのでクリーム。
という使い分けもできます。
また、
夏はさっぱりした使用感。
冬はしっとりした使用感。
というように、季節によって変えてもよいでしょう。
毎日の肌の状態や生活に合わせながら、自分にとって使いやすい方法を見つけていきましょう。
迷ったら、まずはシンプルに考える
基礎化粧品選びに迷ったら、まずは今のスキンケアを振り返ってみましょう。
洗顔後、肌が乾燥していないか。
今使っている乳液やクリームで、心地よく過ごせているか。
まずは、この2つを確認します。
特に乾燥を感じていないのであれば、無理にアイテムを増やす必要はありません。
物足りなさを感じるなら、乳液やクリームなどの保湿アイテムを見直してみる。
そのうえで、ほかに気になることがあれば、美容液など目的に合わせたアイテムを検討していけばよいでしょう。
基礎化粧品は、多ければ多いほどよいものではありません。
まとめ
40代・50代になると、これまで使っていた基礎化粧品に物足りなさを感じることがあります。
そんなときも、年齢を理由にすべての化粧品を変える必要はありません。
化粧水・乳液・クリームの役割を知りながら、
- 今の肌は乾燥しているか
- 乳液だけで十分か
- クリームを加えたほうが心地よいか
- 刺激や違和感なく使えるか
- 無理なく続けられるか
を一つずつ確認してみましょう。
乳液とクリームの両方が合う人もいれば、どちらか一つで十分な人もいます。
季節によって変えても、朝と夜で使い分けてもかまいません。
大切なのは、年代だけを基準にするのではなく、今の自分の肌にちょうどいいお手入れを見つけること。
基礎化粧品も、そのときの自分に合わせて選び直していきましょう。
